コンクールも予選、本選と進む生徒さんの本番が近づき、タッチ、響きの確認のためにホールレッスンをしました。
いつもならウェスタ川越で行っていましたが、今年は池袋のフォルテ・オクターヴハウスで行いました。
自分では、しっかりとした指先で発音しながら歌っているつもりでも、実際はあまりピアノを鳴らせていない、表現が乏しいことがよくあります。
その逆も然りで、力任せに打鍵して、レガートを意識せず押し付けたような響きで弾いてしまっていることがあります。
日頃の練習場所での環境や、本来持っている技術が影響していますが、なかなか自分の演奏を客観視できないものです。
今後もこのような機会を増やすことで、自分の音をよく聴いて、音の出し方を研究して欲しいと願っています。